ようこそ、魔法学校の舞台へ。

ここは、初めてワールド・ダイブ型マジックアカデミーLARP「星誓のアルカディア魔法学校」に参加する人のための、「はじめて参加するならここを読もう!」というビギナー案内ページです。

◇LARPとは?

LARPとは、簡単に言ってしまえば「大人の全力のごっこ遊び」です。3名〜10名前後から、果ては1000人、5000人規模で集まり、「その世界観を全力で表現していく」集まりだと思っていただいて良いでしょう。

つまり、マジックアカデミーLARPとは、「魔法学校」にまつわるごっこ遊びであり、「星誓のアルカディア魔法学校」ではさらに、授業や学校生活も遊びの中に含んで楽しみます。

また、ごっこ遊びは別名「ロールプレイ」とも呼ばれます。演技技術は特に必要ない、個人で楽しむ範囲の演『戯』を行いながら楽しみます。

◇ワールド・ダイブ型とは?

LARPには、シナリオやバックボーンをあらかじめ設定した上で、シーンごとに遊んでいく日本特有な形のストーリーLARP(学術的には「レイムーン型」とも呼称します)や、30人ほどの規模で集まり、群像劇を展開していく群像劇LARP、戦闘部分だけを抜き出してサバゲーフィールドなどで遊ぶコンバットオンリーLARPなど、さまざまな形のLARPが日本国内には存在しています。

その中でも、ワールド・ダイブ型(WD型)は運営からシナリオを敢えて用意せず、参加者同士の交流などを経て、特定の世界の中での人々の「営み」や「生活」をテーマに、ロールプレイを展開していく自由回遊型タイプのものです。

また、CLOSSのワールドダイブ型では事前に専用のディスコードグループに入り、他のプレイヤーとの交流や、相談、質問、話し合いなどができます。そして、ロールプレイはオンライン上では全て行いません。ロールプレイがスタートするのは、対面で、なおかつイベント進行・判定係を務めるGM(ゲームマスター)が「タイムイン」を宣言しない限りこの世界に入ることはできないことにご注意ください。

タイムインとタイムアウト

CLOSSのLARPイベントでは、GMから発せられる2つのコマンドワードが存在します。

タイムイン

ゲームの世界の名から入る合図です。

タイムアウト

ゲームの世界から出て、普段の自分に戻る合図です。


それではいよいよ、どんな世界で遊べるのか、ちょっと世界観を覗いてみましょう。

物語の舞台

 

※以下の文章は、情勢に合わせて予告なく変更する場合がございます。

舞台は私たちの生活している人間界とは時空の異なる魔法界。カムイハク島、シュノーグホルン王国、王都セイナルド内にあるアルカディア魔法学校 星誓学園が舞台です。校舎は城と塔の中間のような建物で、寮東や食堂など、様々な生活を十分に過ごせるように建設されています。

ここに入学する者たちの多くは、私たちと変わらぬ人間界に住む人間です。【星の御使】(キラキラ光る小さなフェアリー)に呼びかけられ、その才能を見出だされた後、魔法の扉を使って魔法界に訪れます。科学が発達した人間界では魔法と魔法界は秘匿されており、せいぜい「星の御使に導かれ、扉を開けるとそこは魔法使いの住む魔法界でした」というようなおとぎ話が語り継がれてきたくらい、現実とは程遠いものでした。ですから、入学を許された人間はきっととても驚き、ワクワクし、時にドキドキしたことでしょう。

何も恐れる必要はありません。魔法界に行きたいと願ったその時から、あなたは魔法使いになるべく導かれたのです。

なお、この時の瞬間を物理的に味わいたい新入生の皆様のために、「入学案内書」あなたのキャラクターの名前で発行する有料サービスもございます。(現在専用ページを準備中です)

さあ、この扉を抜けたら、学園生活が始まります。(準備ができたら、扉をタップしてください)

 

 

世界観

 

基本的に人間界では、あなたが生きている時代・年代の現実世界と同じものが道具として使われます。スマートフォンはありますし、大変便利なため、魔法界でも使われています。

人間界と魔法界はとある事情で断絶しており、時空のずれた世界として両者、存在し続けています。さらに詳しいことを知りたいあなたは、こちらの巻物をお読みください。(下の巻物をタップしてください)

 

 

星誓のアルカディア魔法学校で何ができるの?

星誓のアルカディア魔法学校では、学校で魔法を学ぶ生徒になることができます。

できることは、そのイベントのシチュエーションごとに異なります。以下に例を挙げていきましょう。

授業風景の場合

  • ノートをとり、授業をしっかり受ける真面目な学生
  • 居眠りしている学生
  • 先生の質問に挙手する優等生
  • 授業中にちょっとしたイタズラを仕掛ける不良学生

料理教室の場合

  • 言われた通りに調理し、美味しい料理を作れる学生
  • つまみ食いばかりしている学生
  • さらに良い方法がないか尋ねて知識を蓄え、実践する優等生
  • めちゃくちゃな材料を入れて混沌とした料理を作る不良学生

箒の飛行訓練の場合

  • 次々と課題をこなし、箒をうまく扱って飛ぶ学生
  • ちっとも箒が言うことを聞かず、飛ぶこともできない学生
  • 箒にイタズラをしかけ、箒が怒って地面から動かなくなる不良学生

教師の集まる酒場の場合

こちらはスピンオフ的な立ち位置ですが、星誓学園に集うたくさんの教師の一人として参加できます。

※「今後もその教師にならないといけない」というわけではございませんので、ご安心ください。

  • 生徒への授業内容を提案し合う教師
  • 生徒への愚痴を垂れ流す教師
  • 奇抜で危険な授業を提案する教師

このように、シチュエーションが授業のみ、箒の飛行訓練のみ等、場所の都合に応じて変更されますが、概ねどのような行いを行っても、当イベントルール内であれば、参加者の自由となります。ただし時間は有限ですので、イベントの進行を妨げる行いだけはご遠慮ください。

推奨ドレスコード

  • フードがあるタイプのローブ(黒)/必須
  • 白シャツ/なくてもOK
  • ネクタイ(寮色)/なくてもOK
  • ベスト(色は黒)/なくてもOK
  • ファンタジー服でもOK
  • 使い魔はいてもいなくてもOK
  • 魔法の発動体/必須、説明は後述

黒ローブとは?

衣類のひとつです。主に上下が一続きになっており、袖のついているワンピース形式のゆったりとした衣服を指します。また、丈の長さは膝より下以上の長さです。(引き摺らない程度の長さ)通販で買える安いものでOKです。装飾も丈の長さも、形も自由とします。ただし、無地の黒いローブは共通してください。Amazonや通販サイトで「黒 ローブ コスプレ」で検索すると安いものが出てきますが、生地は価格相応にペラペラしています。

もっとしっかりしたものを手に入れたい方は、国内でLARP服を取り扱うLARP GEARさんや、LARP SHOP JAPANさんをご利用ください。もっと丈夫でしっかりした縫製のローブが手に入ります。

その上に、見える範囲で「寮の色が何かしら見える範囲のもの」を身につけてください。可能なら、目立つようにして頂けると嬉しいです。

ローブ略装着用許可願

あなたが例えば妖怪・妖精族になりたいと願う中で、翼や大きな尻尾がローブに干渉することがあるでしょう。マントやポンチョにしたいと願うことがあるかもしれません。その場合、アルカディア魔法学校に「ローブ略装着用許可願」を提出し、アルカディア魔法学校が「ローブ略装着用許可証」を発行し、それをあなたが得ることができれば、正式に許可されます。こちらは品質によって価格が異なる有料サービスとなります。(現在専用ページを準備中です)

【ご注意】

  • こちらは、マントかポンチョ、どちらかの着用は必須です。何も着ないことは不可となります。
  • 色は無地の黒で統一いたします。世界観を守るため、ご協力をよろしくお願いいたします。

魔法の発動体

魔法を扱う学校のため、何かしら魔法を行使できる「発動体」を必要とします。呪文詠唱の際、指定された形になぞるように、発動体で描くイメージになります。

発動体は、以下の中からお選びください。

  • 杖(素材はなんでもOKですが、先が鋭利な針にならない物。長さは2mまでとします)
  • 指輪
  • 腕輪
  • LARP武器(剣やダガー、ハンマーなど)
  • 素手

寮色

寮色は、それぞれの所属する寮をイメージする色です。

色のデザインを理解されている方向けに、CMYKでの色合いを提示いたします。

  • 玉鋼→鮮やかな黄
    向日葵色(ひまわりいろ)
    #ffbb00
    RGB 255,187,0
    CMYK 0,25,100,0
  • 海神→渋めな紺
    ネイビー(ネイヴィブルー)
    #172540
    RGB 23,37,64
    CMYK 70,50,0,70
  • 天道→鮮やかな赤
    カーマイン
    #c41a41
    RGB 196,26,65
    CMYK 0,100,65,10
  • 桜月→淡いピンク
    珊瑚色(さんごいろ)
    #eda098
    RGB 237,160,152
    CMYK 0,42,28,0
  • 昏冥→渋めな紫
    ロイヤルパープル
    #652a60
    RGB 101,42,96
    CMYK 60,95,20,13

その他

  • スカートとズボン、丈や長さやタイプは全て自由です。模様も色も自由となります。
  • 靴は自由ですが、たくさん歩く可能性があるため、可能な限り履き慣れた靴をお使いください。
  • 髪型や帽子は自由です。
  • 中の服はファンタジーでも、ある程度現代服でもOKです。舞台年代は2023年以降、本イベントを行なった年と同じです。スマホもあります。人間界住まいなら普段着でしょうし、魔法界に入り浸っているならファンタジー服の可能性が高いかもしれません。ちなみに、スマホは魔法界でも使えます。大変便利なため、一部電波や電気を魔法界にも取り入れた様子です。
  • 版権ローブは可能な限り避けて頂きたいのですが、版権を示す紋章やマークが隠れていれば、使用を許可します。カメラマンが商用利用の撮影をする関係上映り込んでしまうため、ご理解とご協力をお願いいたします。ローブ以外の版権衣装は全てNGです。
  • 銃や剣などの武器は存在しますが、決闘以外の校内での使用は禁じられています。詳しくはルールをご参照ください。

ドレスコードNG事項

最後に、参加の上でのドレスコードのNG事項について、リストアップしました。参加する前に、こちらを読めば安心して衣装を選べます。ご一読をよろしくお願いいたします。

  • ローブ以外の版権のある衣装はご遠慮ください。ローブが版権のある衣装の場合、それを示す紋章やマークは隠すなどの対応をお願いいたします。
  • 異世界からの参入はできません。(版権世界から来た、他のLARP世界から来たなど)
  • ドラゴンに関連する種族(=竜人族など)、衣装、設定などはご遠慮ください。リザードマンなど、爬虫類やトカゲ系はOKです。
  • 名札は可能な限り付けず、名刺やキャラクターカードの交換で補って頂けますよう、ご協力をお願いいたします。
  • 規定の種族(人間族、妖怪・妖精族)以外の種族になることはできません。
  • 公序良俗に反する衣装はご遠慮ください。
  • 特定の団体、政治、宗教を批判または支持するような服装はご遠慮ください。
  • 異性装はNGではございませんが、可能な限り、あなたの心の中の性別で着飾っていただくことを望みます。
  • 色のNGはございませんが、全身蛍光色、全身一色タイツなどはご遠慮ください。
  • 貴族など、大変に高価な服装はNGではございませんが、体を動かすイベントのため、破損などが発生した場合、当イベントは責任を負いかねます。自己責任での使用をお願いいたします。